自主制作アニメ講座集団作業編①原画

サイトをリニューアルした記念に、バナーの絵を使って説明させていただきたいと思います。

自主制作アニメでの原画、動画、
仕上げ(彩色)について。
 
いままで、このような具体的な講座は極力避けていました。
というのも、サークルやクリエイターによって、方法が多種多様にあり「これがアニメの塗り方だ!」と断言してしまうわけにはいかなかったからです。
現に私自身、塗り方や動画は数年のうちに色々やってみて、「どの方法でも割と行けるんだよな~・・・」というのが正直なところです。

なので今回の講座は、参考までに見てください。
 
※注意点
RETAS!は初心者には向かない。
アニメ塗り、動画作業に特化しているRETAS!ですが、個人製作を前提に作られたソフトではないので、
専門用語や、初心者に向かない表現が多く、仕切りは若干高いです。
SAIやクリップスタジオ、フォトショ等がメジャーどころかと。
デジタル・アナログ
賛否は様々ですが、どちらが正しいということもなく、やりやすい方法でやるのが1番
デジタルで描いた原画も、アナログで描いた原画も、動画作業時に綺麗であれば、混在させても問題ありません。


①原画
サークルによって、原画と動画の区別はせずに、パラパラ漫画の容量で描いたものをそのまま塗って行く場合もあるようです。
しかし、今回の講座では原画・動画・仕上げ(彩色)を3回に分けて説明して行こうと思います。
 
原画は基本的にどのように描いても問題ありません
A5の用紙やGIFアニメ用のソフトで720×480のような小さな画像に書いても問題はありません。
むしろ、トレス台等が用意しにくい自主アニメの現場ならトレーシングペーパーでも問題はないのです。
しかし、サークル等で統一するのであれば、A4のコピー用紙がオススメです。
タップ穴が開いているとやり易そうに見えますが、無理に用意する必要もありません。
クリップで止めるだけでも十分に作画は可能です。

↑いつもこんな感じで描いています。(クリックで拡大)

アタリのみを別紙に先に書いて、動きのチェックをするのもオススメです。

 

必要な情報として

・カット番号

・セル番号(何枚目のセルかわかるように)

・主線とアタリの違いがハッキリわかるように書く

・カゲは省略可ではあるけど、動画作業が別である場合は、赤と青で分けておく

 

動かし方等は色々なサイトや書籍に書かれているので、この場では省略します

(私の力量が足りないのもありますが・・・)

ポイントとして、紙での作画の場合、紙の量を惜しまないのが大切です。Aセル・Bセル・Cセルなどと分けて書いていく省略方法もメジャーですが、今回は省略します。

 

原画作業では、紙、デジタル、サイズはある程度は細かく決める必要はありません。

 

しかし、動画作業で全てを統一する必要があるので注意!

 

次回はざっくり動画講座です!

コメントをお書きください

コメント: 3
  • #1

    あんず (土曜日, 22 8月 2015 21:06)

    画像をお借りします! 

  • #2

    あかね (水曜日, 06 4月 2016 17:42)

    すごい参考になりました!
    これからアニメーションやろうと思っています。

  • #3

    やん (木曜日, 02 2月 2017 15:14)

    自主制作アニメを作ろうとしているものですが参考になりました。

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