アニメ塗りの方法②デジタル塗り

2値線で塗っていく方法です。撮影時・縮小時にアンチエイリアスがかかるので、可能な限りジャギー線で作業をしてください。
バケツツール、線補正でアンチエイリアスをかけないこと!
※参考画像ではクリップスタジオを使用していますが、フォトショップやSAIでも出来る内容にしています。


線画のレイヤーと色分けのレイヤーを読み込みます。

色分けレイヤーを複製し、主線と複製色分けレイヤーを2値化します。※注意:バケツツールを使ったとき、色がはみ出ない範囲で出来るだけ細い線で2値化すること。

元の色分け線を参考に
塗り分けをしていく。
塗る部分を↑で塗り分け線
に指定した色(この画像では青)で塗りつぶし
キャラの色指定表からスポイトツールで
拾った色を塗りやすい順番で乗せていく。
動画の枚数が多い場合は、決めた色を
流れ作業でやっていくとミスが少ない。

※この画像では赤と青の塗り分けが交差する
部分はなかったが、交差したときは1pxの
2値線で区切り、臨機応変に作業をしていく。

※バケツツールがはみ出したときは、根気よく穴を
探しましょう。
(フォトショのアクションで青と赤の塗り分け線を綺麗に作れる方法もあるようですので、フォトショップに慣れている方は、是非挑戦してみてください!)

参考画像に使っているCLIPSTUDIOは、
バケツツールの設定をいじると、はみ出ないように
調整したり、細かい塗り残しを簡単に塗る機能が付いて
いるのでお勧めです!

全体が塗れたら、細かい塗り残しを塗っていきます。
指定色で細かく塗りつぶすべきですが、枚数等で大変でしたら黒でつぶしてもOKです!

フリープラグインの「OLMスムーザー」等でジャギー腺を滑らかにしたら完成です!

 

 

~応用~動画の時点で塗り分けしてある場合



あとは③と同じ

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